われらがにしくのいやさかを 【西区そぞろ歩き 78】われらが西区の弥栄を

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西区そぞろ歩き:われらが西区の弥栄を

「年々歳々花は相似、歳々年々人同じからず」作者は中国の詩人劉廷芝(りゅうていし)であるから、この花は桜と限った訳ではないのだろうが、私は勝手に桜でなければならぬ、と極め付けている。桜というのは、ことほどさように、日本人の心象に於いて欠かせないもののようだ。

10年ほど昔、総合庁舎前の整備で桜の古木を伐って物議をかもしたことがあったが、当時頼りなげであった若い桜も、今や立派に跡を継いでいるのはうれしい限りだ。

戦争末期の混迷期に中区から分離して、さまざまな苦難の歴史を刻みつつ今日に至った。月日のたつのは早いもので、本年を以て西区発足60周年を迎えることになる。われらが西区の更なる隆盛を区民挙げて祝おうではないか。

文・絵 長谷川 泰 (西区文化協会 騎虎の会主宰)

※1997年11月から2004年4月までに、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。

(2004年4月掲載)

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