かすみがおかのひゃくだんざか 【西区そぞろ歩き 74】霞ケ丘の百段坂

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西区そぞろ歩き:霞ケ丘の百段坂

霞ケ丘という町名は、昭和10年7月の町界町名整理のとき、南太田町から分離して新設されたものだ。その15番地辺り、むかし鐵温泉のあったところから少し下った左側に急な石段の道がある。

もとより戦前からあった坂道で、細いけもの道というほどのものだったというが、今はコンクリートでよく整備されている。これが、海抜50メートルの野毛山公園の一角に直達するいちばんの近道だ。地元では、「百段坂」と呼ばれるているが、かぞえてみたら112段あった。

登りつめたところに立つ無線塔はタクシー会社のもだが、すぐ近くに野毛山の展望台があり、天気さえ良ければ市街地はもとより富士山、丹沢山塊まで一望のもとである。

文・絵 長谷川 泰 (西区文化協会 騎虎の会主宰)

※1997年11月から2004年4月までに、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。

(2003年12月掲載)

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