ひらぬまのがすたんく 【西区そぞろ歩き 19】平沼のガスタンク

twitter facebook 印刷

おすすめコメント

西区そぞろ歩き:平沼のガスタンク

いまやヨコハマの顔となったみなとみらい21地区。ランドマークタワーや日本丸、そして、国内最大級をうたう観覧車「コスモクロック21」と役者に事欠かないが、もう一つ、忘れてほしくないのが平沼のガスタンク。華やかさこそ無いが、どうしてどうしてこれが縁の下の力持ちで、市内のガスを供給してくれる得がたい脇役だ。

あらためて間近に立つとその威容に圧倒される。何十年も見慣れているはずだが、何基あったかと数えてみたら、しめて4基。ここの夜景は、まるでUFOの基地の趣がある。

明治5(1872)年、高島嘉右衛門が私財を投じて、わが国初のガス会社をつくり、ガス燈の普及に貢献したが、その後身。いまも時代を超えて頑張っているというわけだ。

文・絵 長谷川 泰(西区文化協会 騎虎の会主宰)

※1997年11月から2004年4月までに、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。

(1999年5月掲載)

スポット情報

カテゴリ
  • その他観光地・名所
住所
周辺スポットを探す
ホームページ https://www.city.yokohama.lg.jp/nishi/shokai/kanko/spot/sozoroaruki/
スマートフォン用ページ