かるいざわこふんあと 【温故知新!西区てくてくスケッチ 35】軽井沢古墳跡

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温故知新!西区てくてくスケッチ:軽井沢古墳跡

西区にも大昔の「前方後円墳」があったのだ。
横浜駅西口近くの浅間下交差点から三ツ沢公園方面へ、横を車が走る坂道の右側歩道を行く。教会を過ぎると崖があり、右側の急階段を上ると、樹々の間に「前方後円墳之跡」の碑が立っている。説明板の写真を見ると、実際には、古墳はもう少し先の自動車学校の中にあったようだ。
1965(昭和40)年に発掘調査され、7世紀前半の築造と判明。横穴式と竪穴式の石室があり、全長26.5メートル、高さ2.9メートル、3段の墳丘がある前方後円墳。中から耳環(じかん)、水晶切子玉(きりこだま)、鉄刀(てっとう)、刀子(とうす)、ガラス小玉、須恵器提瓶(すえきていへい)などが見つかった。
西区は縄文時代からの大きな貝塚が残っていて、大昔から海に近くて、住みやすい所だったのだ。


題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)

※2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。

(2019年4月掲載)

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