ほどがやみちその4 【温故知新!西区てくてくスケッチ 27】保土ケ谷道その4

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温故知新!西区てくてくスケッチ:保土ケ谷道その?

幕末に横浜が開港された当時、保土ケ谷宿から港を目指す道として、多く利用された保土ケ谷道を歩く。
藤棚一番街から西前商店街に入る。食器店、文房具店、海苔店などの古い商店が並び、西区では古い寺の願成寺(がんじょうじ)が近くにある。昔、保土ケ谷道は願成寺の前を通っていたという。
商店街を過ぎると交差点で、左に曲がると西区役所がある。交差点の先、右側に急坂の「くらやみ坂」がある。名前の由来は、急坂のため馬を止めながら上った「鞍止み」、樹々が繁っていて薄暗かった「暗闇」、など諸説がある。
急坂を上ると右側は市立西中学校、左側は伊勢町もくせい公園があり、公園脇には2つの小さな祠(ほこら)がある。私は西中学校の卒業生。歴史ある道と知っていたら、当時、この急坂を上る気持ちは違っていたことだろう。
しばらく歩くと広い通りに出て横浜道に合流、野毛の切通しから野毛坂を下ると港は近い。

題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)

※2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。

(2017年12月掲載)

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