ほどがやみちその2 【温故知新!西区てくてくスケッチ 25】保土ケ谷道その2

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温故知新!西区てくてくスケッチ:保土ケ谷道その?

幕末に横浜が開港され、保土ケ谷宿から港を目指した一部の旅人は保土ケ谷道を歩いた。久保町ニコニコ商店街がその道だ。
当時は細い道で、周囲は田畑や森ばかりで人家は少なかったという。大正から昭和の初めにかけて横浜市電が開通して人家が多くなり、横浜船渠(せんきょ)のドックや古河電工などに勤める工員の家が増えて、現在の町が作られていった。
久保町ニコニコ商店街を戸部方面に向かって歩く。すぐに右側の路地に入ると天満宮がある。当時の旅人は旅の安全や商売の成功を願って、ここに寄っただろうか?
高圧電線下を過ぎ「サンモール西横浜(久保町銀座商店街)」に入る。生活に密着した商店が並び活気がある。「安いよー!!」「いらっしゃい!!」にぎやかな声が飛び交う。通りの正面にデーンとランドマークタワーが見える。横浜らしい下町商店街だ。道路の所々には「保土ケ谷道」のプレートが埋め込まれている。

題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)

※2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。

(2017年8月掲載)

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