スポット情報
カテゴリ |
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住所 |
〒520-1121
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滋賀県高島市勝野2166 |
電話番号 | 0740-36-0833 |
アクセス | JR近江高島駅から徒歩約10分 |
備考 | 【takashima0234 日吉神社】 |
ホームページ | https://oomizomatsuri.jp/ |
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日吉神社の春の例祭で、湖西地方随一の曳山祭です。現在は、5月3日が宵宮祭、4日が本祭、5日が後宴祭です。この祭礼には、勝野の5地区から、湊(みなと)・巴(ともえ)・宝(たから)・勇(いさみ)・龍(りょう)の5基の曳山が出ます。各組の山は、それぞれ大きさが異なっていますが、天井はみな格天井(ごうてんじょう)で、格間(ごうま)に漆箔(しっぱく)、格椽(ごうてん)に黒塗り、面は朱塗りのものです。これらの曳山には、それぞれ豪華な天幕と胴幕、見送り幕が飾られてあり、各山車とも趣向が疑らされています。特に、巴組の山は、四隅の柱を上下することができ、屋根全体が上下できる仕組みになっている点で大変珍しく、最も古いものとされます。各曳山は、古式にのっとって太鼓・鉦(かね)の囃子(はやし)で町内を巡ります。5基の曳山が並んで町内を巡行しますが、その順番は廻り番とされています。1番山を花山といい、太鼓・鉦鈷(せいこ)の囃子を奏でて曳き廻ります。例年5月3日(宵宮)午前11時頃から御湯奉納があり、午後7時より二百灯が奉納されて宵宮祭が執行されます。宵宮で各曳山に提灯をつけ曳き廻る光景は、もっとも豪華で美麗です。4日(本祭)、神社では例大祭が執行されます。曳山は、10時頃になると惣門前を出発して神社へと向かい、神社では神霊遷しの儀式などが行われます。花山町では神事の無事終わったことを祝って、曳山から参詣者に向かって餅まきが行われます。大溝祭の起源は、伊勢上野の曳山祭を移したものと伝えられています。昭和58年(1983)に、県の無形民俗文化財に選択されました。