どうがんじかんのんどう(こうげんじ) 渡岸寺観音堂(向源寺) おすすめコメント 日本の仏像100選。国宝十一面観音立像は、深い慈悲をたたえた表情にインドや西域の作風を伝えており、腰を少し左にひねった官能的なプロポーション、大きく作られた頭上面とその配置、「じとう」と呼ばれるイヤリングなど数々の特徴を備えています。法界定印を結ぶ胎蔵界の大日如来像は、優しくまとまりの良い穏やかな相好やふくよかな丸いお顔、なで肩、蓮のような衣文に包まれた両膝など、藤原仏の典型的な様式をよく示しています。県指定の十一面観音立像は、小像ながら王朝時代の装飾美をよく表現した像です。着衣には切金で美しい文様が繊細華麗に施され、伏し目がちの穏やかな表情や両頬の豊かな丸い相好、細身でなで肩の穏やかなスタイルなどに平安時代末期・十二世紀の特徴がよく表れています。 スポット情報 カテゴリ 神社・寺院・仏閣 住所 〒529-0233滋賀県長浜市高月町渡岸寺50 ルートを調べる 周辺スポットを探す 電話番号 0749-85-2632 アクセス JR高月駅から徒歩10分/木之本ICまたは小谷城スマートから10分 営業時間 9:00~17:00 定休日 不定休 メニュー・内容 仏像拝観:500円 スマートフォン用ページ 周辺スポットを探す
おすすめコメント
日本の仏像100選。国宝十一面観音立像は、深い慈悲をたたえた表情にインドや西域の作風を伝えており、腰を少し左にひねった官能的なプロポーション、大きく作られた頭上面とその配置、「じとう」と呼ばれるイヤリングなど数々の特徴を備えています。法界定印を結ぶ胎蔵界の大日如来像は、優しくまとまりの良い穏やかな相好やふくよかな丸いお顔、なで肩、蓮のような衣文に包まれた両膝など、藤原仏の典型的な様式をよく示しています。県指定の十一面観音立像は、小像ながら王朝時代の装飾美をよく表現した像です。着衣には切金で美しい文様が繊細華麗に施され、伏し目がちの穏やかな表情や両頬の豊かな丸い相好、細身でなで肩の穏やかなスタイルなどに平安時代末期・十二世紀の特徴がよく表れています。