ふくでんじ くげやっこぶり 福田寺 公家奴振り

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一般に長沢御坊の名で親しまれている福田寺は、本願寺の連枝寺でもあり、京都とのつながりが深い名刹です。江戸時代には、住持の摂専が従兄弟にあたる彦根藩主・井伊直弼(いいなおすけ)の計らいで、摂政関白右大臣二条斎敬(なりゆき)の妹かね子(明治天皇皇太后の従妹)を室に迎えています。同寺の公家奴振りは、この時、夫人に随従してきた供方が伝えたものといわれています。毎年、春と秋の2回に、当時のままに再現されており、紺のハッピに脚袢、ワラジ履の奴が「ヨーイヤセ、アレワイサノサ」の掛け声とともに練り歩く、風流な姿を見ることができます。京都の時代祭に登場する奴振りは、武家奴振りといわれるもので全国各地に残っていますが、公家奴振りはここだけでしか見られず、古式を伝える貴重な資料として、県の無形民俗文化財に選択されています。

スポット情報

カテゴリ
  • 祭り・イベント
住所
〒521-0061
滋賀県米原市長沢1049
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電話番号 0749-52-1181
アクセス JR田村駅から徒歩5分/米原ICから車で20分
メニュー・内容 春・秋年2回(毎年5月4日、11月15日に近い日曜日)
備考 【maibara0070 福田寺】
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