とうろくゆうけいぶんかざい かとうけじゅうたく(きゅうぬのそう)しゅや 登録有形文化財 加藤家住宅(旧布惣)主屋 おすすめコメント 中山道高宮宿の中心部に建つ元麻布商で、街道に西面して建っています。木造2階建て。桁行が16.6m、梁間が12.4m、切妻造瓦葺。前面を店舗、背面を田の字型の床上部とし、正面は海老虹梁状の腕木や二階の幅広の格子窓など当地方の町屋の特徴をよく示しています。高宮布は高宮の周辺で産出された麻布のことで室町時代から貴族や上流階級の贈答品として珍重されていました。高宮細美とも近江上布ともよばれ江戸時代になってからも高宮はますます麻布の集散地として栄えました。布惣では7つの蔵に一ぱい集荷された高宮布が全部出荷され、それが年に12回繰り返さなければ平年でないといわれたと聞きます。現在5つの蔵が残っており当時の高宮嶋の看板も現存しています。 スポット情報 カテゴリ 史跡・名勝 住所 〒522-0201滋賀県彦根市高宮町1121-2 ルートを調べる 周辺スポットを探す スマートフォン用ページ 周辺スポットを探す
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中山道高宮宿の中心部に建つ元麻布商で、街道に西面して建っています。木造2階建て。桁行が16.6m、梁間が12.4m、切妻造瓦葺。前面を店舗、背面を田の字型の床上部とし、正面は海老虹梁状の腕木や二階の幅広の格子窓など当地方の町屋の特徴をよく示しています。高宮布は高宮の周辺で産出された麻布のことで室町時代から貴族や上流階級の贈答品として珍重されていました。高宮細美とも近江上布ともよばれ江戸時代になってからも高宮はますます麻布の集散地として栄えました。布惣では7つの蔵に一ぱい集荷された高宮布が全部出荷され、それが年に12回繰り返さなければ平年でないといわれたと聞きます。現在5つの蔵が残っており当時の高宮嶋の看板も現存しています。