さいたま市岩槻区

真言宗のお寺で、金龍山金剛院妙音寺といい、虚空蔵菩薩を本尊としています。土地の古老は“島の金剛院“と称しています。寛正３年(1462)宥慶上人が、現在地に僧坊を移転し今日に及んでいます。天正１９年(1591)徳川家康から朱印地１０石を賜わっています。江戸時代の金剛院は、豊山派の談林所として数多くの僧侶を輩出しました。
また、元禄１０年(1697)に、将軍徳川綱吉の生母桂昌院から寄進を受けた仁王門には市指定有形文化財の金剛力士像が安置されており、仁王の股くぐりという習俗も伝えられています。

【岩槻散策マップ8】「大戸・末田地区」元荒川の河畔を歩く
その昔、大戸と末田の間を流れる元荒川は、奥州街道の渡河点であり、幾多の合戦がありました。 川の両岸には鎌倉時代からの古刹があります。一度お参りしてみませんか。
1.岩槻駅東口　スタート
2.巻の上バス停
3.定杭
4.末田須賀堰
5.元荒川の桜堤
6.大戸の第六天神社
7.木力館
8.百堂供養塔
9.金剛院
10.浄音寺
11.大戸バス停
12.岩槻駅東口　ゴール（行程 約3.6ロメートル）