かいげんじ 海源寺

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『新編相模国風土記稿』では、山号を長高山、身延山久遠寺(山梨県身延町)の末寺とされています。
本尊は、一塔両尊で題目塔の両脇に木造の釈迦如来像と多宝如来坐像の2体が安置され、作風や墨書銘から両像ともに享保19年(1734)に造立されたと考えられています。
また、元禄16(1703)年に大島庄三郎が施主となり京都の仏師・佐近によって造立された木造三十番神像,作風から室町時代(15世紀)に造立されたと考えられる木造日蓮聖人坐像、法橋石見が造立した木造七面明神像、開基・大島豊後守正時坐像など中世から江戸時代にかけての諸像が安置されています。
境内には万治元(1658)年に大島玄番が願主となって造営された正八幡宮があり、同じ年に造立された天照皇太神像と正八幡大菩薩像が祀られています。これは元々大島家の屋敷内にあったものです。
海源寺は、大島豊後守正時が開基し、日朝(?~1500)が開山となって寛正年間(1460~1465)に創建されたと伝えられ、仏像の制作年代からもその時代が裏付けられています。
大島豊後守正時坐像と鐘楼門がともに市の重要文化財に指定されています。

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海老名市中新田1-1-22
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