あるかじんじゃ 有鹿神社

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ご祭神は、有鹿比古神(あるかひこのかみ)と有鹿比女神(あるかひめのかみ)で、ご神体は、縄文の水湧く有鹿泉です。
鳩川(有鹿河)が相模川本流に流れ込む河原を背景とする有鹿森に鎮座しています。
平安時代中期の「延喜式」神名帳に記載されている式内社で、相模国十三座の一つです。正一位の社格を有します。江戸時代には海老名郷五か村、明治以降も海老名の総鎮守です。
創建の時期は不詳です。『惣国風土記』巻70残欠によると、天智天皇3(664)年「初めて神礼が行う」と伝えられています。永和3(1377)年の『有鹿明神縁起』では、天平勝宝8年(754)に海老名郷司の藤原広政が社殿を再建し、五百町歩の墾田を寄進しました。室町の二度の兵乱により、本殿を始め建物及び神領が失われました。
本殿と拝殿天井画は、市指定重要文化財となっています。
縄文時代中期頃の大集落跡とされる国指定史跡の勝坂遺跡(相模原市南区磯部)の下段部にあたる有鹿谷には、有鹿神社の奥宮が鎮座し、付近からは4世紀頃の「勝坂祭祀遺跡」が発見されています。
境内にはうっそうと生い茂る社叢があり、ケヤキやムクノキ、イチョウの大木があります。この他にも板根を張ったエノキの大木やカゴノキ、タブノキなどもみられます。
「お有鹿さま」と尊称され、「神奈川のへそ 子育・厄除大社」と呼ばれています。
年2回に渡り、海老名の本宮と有鹿谷の奥宮を神輿が渡御する「水引祭」、また、毎年7月14日に「例大祭」が斎行され、氏子が練り歩く神輿や囃子が見られ、境内はとても賑わいます。

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住所
〒243-0434
海老名市上郷1-4-41
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